バーニャに行ってきた
ПОКРОВСКИЕ БАНИ(ポクロフスキエ・バニ)
コンパクトなバーニャ。新しさは通りに面した看板にしかない。でも人気があるようで、フレンドリーなおばちゃんでいっぱい。
休憩室は自由席。お湯が無料だしマグカップも貸してくれるので、茶葉だけ持って行けば荷物がコンパクト。テーブルは大きく、おばちゃん達のティータイムにうってつけ。ソファはちょっと古め(笑)だけど不足はなし。ロッカーも古いが、大きいので厚着の季節は助かる。鍵を係員さんに預け、サウナに行こう。サウナ室の清掃が頻繁で好感が持てる。
こちらも完全ジモティ向けのバーニャ。でもスタッフさんは親切で、他のお客さんも親切。私も言葉がわからないにもかかわらずよくしてもらった。サウナで仰いでもらったり。足りない道具はレンタルもできる模様。
サウナは一つ。しゃっきりと高温のバーニャ。ロウリュは係員さんによってもなされるが、客もわかっている人が自分で自由に湯を放り込んでいく。お相伴するだけでも気持ちよい。葉つき枝(ВЕНИК БЕРЕЗОВЫЙ)の持ち込み率も高い。シャワーが固定式なのは日本人的にマイナスポイントかも。でも、郷に入ったら郷に従おう。
洗い場も十分ではあるが物置台が少なく、人と人との距離が近いので一人で訪れると周りの賑やかさに気後れするかも。実行自体は何の問題も無い。全身泥パックをやっているおばちゃんいたし(笑)そもそも、遠慮するほどの清潔さはない。
水風呂が深くてとても冷たいのが画期的。ロシアの水風呂は温水プールぐらいにぬるいところも多いのでこれは強調したい。サウナとの往復をひたすら試すのがよいと思われる。
ここも月曜日の朝から営業している。基本料金で滞在できる時間が他のバーニャよりちょっと長め(4時間)なので、のんびり過ごして疲れを取りたい。
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今日行った『友誼飯店』は、すごく本場の味だった。美味しかった。
旦那は「発展大厦の食堂と同じ味がする」とまで言っていた。確かに、中華料理の中でも四川や香港方面というよりは北方の料理、そして量だった。
でもロシア化しているよりはよほど美味しく感じられる、だってアジア人だもん。ビジネス街の真ん中にあるためか休日正午に行ったにもかかわらず広い席に通してもらえて大変良かった。片言の中国語も通じた。我々もだいぶ忘れているのでよく通じるんだこれが。
食べきれなかった分はお願いすれば打包してもらえて、その容器も北京で100回は見た薄いプラスチックの箱。満点です。
https://www.instagram.com/newdrugba_restaurant/
バーニャについて(2)
バーニャは思いついたらすぐに行っても大丈夫。タオルとか、全部レンタルできる。
ただし全部借りていたら入浴料以上に料金がかかる。必要と思われるものは以下の通り。
- タオル
途中、あるいは最後に体を拭くために。空気が乾燥しているので、必ずしもバスタオルである必要はないかも?肌からのお湯離れ(?)が良いから。それに、サウナ上がりは肌の上をお湯の玉が転がるし。
- 100×150ぐらいの布
サウナ内で体に巻く、もしくはベンチに敷くために。
上記のタオルと兼用にするとサウナに入った時に短時間で生乾きの臭いを発し始めるので、この布は別で持って行くことを強くおすすめする。
- ビーチサンダル
必須。
- サウナハット
なくても良い。ほとんど全員がかぶっているバーニャもあれば、ヘアバンドを巻いただけの人が大半のバーニャもある。ただし、髪の毛を一切保護せずにサウナに入る人はかなりの少数派。
- ボディソープ、シャンプー
備え付けになっているところは見たことがない。オールインワンタイプを持って行くも良し、セルフエステ気分でフルセット持ち込むのも良し。私は後者になりつつある。
- 水分
カフェ併設のバーニャがほとんどで、またメニューも豊富だが全部注文するとちゃんとしたディナーを食べたみたいな値段になりがち。サウナで汗をかいた後だと無茶苦茶美味いしね。
だから個人的には、水は水筒に入れて持って行くのをおすすめする。搾りたてのオレンジジュースとか、そういうのはカフェでいただくのが良いと思うが。
バーニャについて(1)
バーニャは、とてもいいんだけどちょっと高いのよね。1回2000円ぐらい。で、私は(独りだし)そんなに長居しないけど基本的には3時間の時間制限付き。
気がついたことをいくつか書いておく。
良いところは、
- サウナも水風呂も広い
広々としたサウナはやはり、くつろげる。自分の好きな場所も見つけやすいしね。
私は下の方の段。上段は熱すぎるから。
- 管理人が常駐
湿度が高く保たれ、時間毎にアロマが焚かれ、そして時間毎の清掃もされている。
- 浴室にベンチがたくさんある
泥パックだろうとスクラブマッサージだろうとかなり自由にできる。染髪はさすがにNGだと思うが。現地の人は白樺の葉つき枝で体をバシバシ叩いている。それがマッサージになるらしい。なので清掃から少し時間が経つと、浴室に葉っぱが落ちていることも多い。
- 休憩スペースも確保されている
ロッカーキー4126番を割り振られたら、4126番のロッカーと4126番のソファを使える。ソファは裸、もしくはタオルを巻いて利用する。大抵テーブルがあり、持ち込んだお茶を飲むのにも便利。
- カフェがあり、良いタイミングで飲食できる
休憩スペースにはカフェが隣接されており、お茶でもお酒でもおやつでも食事でも注文できる。会計は番号管理されているので財布をロッカーから取り出す必要はない(と思う。他の例をまだ見ていない)。
残念なところは、
- お湯風呂が無い
水風呂を複数併設しているケースはあるが、お湯風呂はない。洗い場のシャワーから熱いお湯を出すことはできる。
- 日本基準の清潔さではない
日本のサウナにもアレなところはよくあるけどね。でもあまり高みを期待しすぎるとガッカリするので、念のため。
- 多言語スタッフは基本的にいない
サンドゥニだけは、英語可のスタッフが常駐している様子だが他のサウナには一切いないものと思った方が良い。でも、みなさん親切だし身振り手振りで教えてくれるし、スマホの翻訳アプリを使って一生懸命やってくれたりします。
- 月曜日の午前中は営業していないことが多い
していたとしても夕方からとか。土日に家族の世話をするママが、子を学校へ送り出した後に行くことができない。
あとこれはバーニャに限ったことではありませんが、突然の休み・閉業・経営変更等はロシアではよくあることらしいので、少なくとも公式サイトは熟読しましょう。
入浴マナー等は基本的に日本のサウナのマナーを守れば大丈夫。タトゥーはこっちではあたりまえなのでそこは違うけどね。
よいサウナ生活を♪
バーニャに行ってきた
КОПТЕВСКИЕ БАНИ (なんて読むのかわからない)
清潔なバーニャ。係員が常に巡回し、更衣室もサウナ室も定期的に清掃される。
公式サイトをgoogle翻訳に通して読むに、改装したばかりなのかな?ロッカーも休憩用のベンチ(入館時にリストバンド型の電子ロッカーキーを渡され、番号で割り当てられる)も使いやすかった。
ちなみに完全ジモティ向けのバーニャで、英語の案内も無し。でもスタッフさんは親切で、ロッカーにインキーしないようにとかタオル等はレンタルも可能とか案内してくれたよ。全部ロシア語だったので本当にそう言っていたのかどうかはわからないけれど、こっちがアジア人ということは秒で伝わるし(笑)必要なことは言い、こちらが求めなければ構わずにいてくれる。落ち着いてサウナとプールを往復できた。
サウナはいくつかある。まずは高温のバーニャ。ときどきロウリュされ、良い香りのする水も撒かれる。そして中温で蒸気もくもくのハマム。常連らしきおばさま方はここで塩をすり込んでおられた。タイルの椅子をザッと洗えるシャワーが室内に備え付けられている。
常連らしきおばさまはマイボトルを持ち込んでおられる方が多かったけど、食事もお茶も頼めるのよね。英語のメニューは一切無いけどスタッフさんが親切なので多分指さしでいける。今日は気後れして何も頼まずに出てしまったけれど、次は挑戦してみようかな。サウナの後に食べる味の濃いお食事ってめっちゃ美味いからなぁ……!!
ちなみにここは月曜日も営業しています。月曜が休み、あるいは午後や夕方からの営業っていうバーニャは多いから嬉しいよね。