その生き様(1)
今日は待ちに待った2日である。仕事は定時きっかりで終わらせ、私はまた坂道を急いだ。
雨のおかげで客が少ない。もちろんお腹の大きい人もいない。
ピルを処方されたお姉さん(つまり私より年上っぽい)に続き、私の番。ここで改めて、本日長ズボンをはいてきたことに気付きちょっと凹む。
経管粘液:「イイカンジ」
卵胞:20mm超え
岸「はい、じゃおしっことってきてください」
私「(へ??尿検査??)」
私は職場でたくさんの水分を取る。だからこのときも何の用意も無く出すことができたが、トイレの小棚に置いてなおキョトンと待合室に居た。
再び呼ばれる。
岸「(妊娠検査薬のような棒を持ちながら)しっかり出てますんで、今夜頑張って下さい。もう今日、これから。」
私「は・・はい、わかりました」
岸「で、明日は避妊して下さい」
私「ハイ」
岸「グリーンゼリー出しましたっけ?」
私「まだ頂いていないです」
岸「じゃ、出しといて(→看護士に)じゃ、今夜お願いします」
私「ハイ〜〜。」
それにしても、今日は先生にまんこは見られる尿液は見られる、そのあげく夫婦生活の指導まで受けたわけである。さすがの私も照れ笑いをせずには居られなかった。