今も空気を読めない日記 <ichigomomo’s blog>

日々自分のことしか考えていない「イリキ ひじり」の日記です。

鼓動の聞こえる口づけだった

朝4時。「生理痛@痛み止め未使用」レベルの腹部痛があり、眠れずに過ごした。陣痛かしら?せっかく会陰を切らずに済みそうなのに、この期に及んで「じゃあ自然分娩でいきましょうか」なんてことになってはたまらん。絶飲食で気を紛らわせることもできないまま起床時間を迎えた。

手術は14時からだが、10時ごろから準備作業があって忙しい。
ゴルゴ先生の診察。陣痛っぽいものが来ていることを報告するが華麗にスルーされる。
点滴開始。手術用点滴の太い針で、刺すのも痛いが刺した後も違和感があり、気持ちが暗くなる。点滴いやガールの気持ちがわかった。
麻酔医との打合せ(?)。説明を受け、麻酔の同意書にサインした(旦那が)。
麻酔を効きやすくするための筋肉注射。ちょっとだけ痛い。
そして、昼。
「笑っていいとも」に南海キャンディーズが出ているなぁ、と思って見ていたら、突然今までより2段階レベルアップした腹部痛に襲われた。0時09分。
幸いそれはすぐに収まり、ふうふう言いながらまたいいともを見た。収まれば無痛であった。
しかししばらくしてまた同じように痛くなってきた。画面左上の時計は0時19分。旦那が腰をさすってくれたが位置が的外れ・・調節している間に痛みは引いていった。
しかししばらくしてまた同じように痛くなってきた。0時29分。旦那が腰をさすってくれた。今度はちょうど良い位置であった。
いいとものクイズコーナーに見入っていると、旦那が「39分になったぞ」と言った。この瞬間は全くの無痛であった。しかししばらくしてまた同じように痛くなってきた。また旦那に腰をさすってもらう。
以後10分毎に0時29分の状態を繰り返し、これはいかんと思っているうちに手術の時間になった。手術着に着替えて、キャスターのついている病室備え付けの電動ベッドで手術室に運ばれる、おおっまるで重病人みたいだ。