産み分け
男の子を作ろうと、それまで漠然と思っていたことをはっきり決めたときから基礎体温をつけていた私ですが、このたびついに産婦人科に行ってきましたよ。定時後。会社の近くですね。
駅から遠かった・・・
そして上り坂だった・・・あんな坂、こんな坂、まさか。
産み分けという神の領域に若干踏み込んでいる割に、病院自体は古くからある感じでした。うんうん、そういうの嫌いじゃないですよ。
問診票の「来院の目的」は『産み分け』にぐるぐると丸印。婚約指輪を買うときに、「重視すること」で『カラット数』をぐるぐる囲んだのと同じです。
結構待たされたけど、しょーがねーやな、患者中もっとも我が儘を言ってるのが私なんだから。そして何より受付時間が遅かった。(本当にしょーがねーな)
で・・・・
そもそも私は、子宮の中がアルカリ性になってX精子が弱りやすくなるという作用を持つ「グリーンゼリー」をもらえると思って行ったんですよ。そしたら岸滋彦似のその先生は、2ヶ月間服用して身体からアルカリ性に変える「リンカル錠」を出して下さる方向で話を進めている。
私はすぐ考えが顔に出るので、きっと「で?グリーンゼリーは?いつくれるの?」という疑問を先生も察したのでありましょう。
岸「40近けりゃ2ヶ月も待ってられませんけどイリキさんはまだ26なので。ちゃんと準備しましょう」
私「・・・あ、はい、わかりました。。」
岸「2ヶ月は避妊して下さい。で、2ヶ月経ったら本番頑張る、と」
私「2ヶ月は作っちゃいけないんですか?」
岸「ええ、ちゃんと準備しないと女の子ができちゃうかもしれませんから」
私「ああ、なるほど(『それはいけませんね』と言おうとしてさすがにやめた)」
岸「他に何か質問はありますか」
私「あ、えーと・・リンカル錠を飲む以外は普通にHしていいんですよね?」
岸「ええ、でも避妊はして下さい女の子ができちゃいますから」
私「でも、いわゆる安全な日であれば避妊しなくていいんですよね?」
岸「ええ、まあそうですね・・排卵した後であれば。」
私「そうですか。」
岸「・・・・。(じっと見つめる)」
私「・・・」
岸「(カルテを見る)」
私「でへへ、すみません」
リアルで↑こんなセリフを言うとは。それ私マンガでしか見たことねえや。
気になるお値段はリンカルSを1ヶ月分込みで15000。初診だとこんなもんか。
(↓のちのちの自分の記録用に書いておく↓)
経管粘液:ぜんぜん。
卵胞:10mm程度、右も左も同じくらいの大きさ。