今も空気を読めない日記 <ichigomomo’s blog>

日々自分のことしか考えていない「イリキ ひじり」の日記です。

どういう状況か

今日はザ・ペニンシュラのザ・ロビーでアフタヌーンティをいただいた。
宿泊客は予約が出来るがよそで泊まっている我々はそれができない。何故前回来たときに体験しておかなかったのか。

体験者のブログによると開始は14時からなのに12時過ぎから長蛇の列だったという証言もある。こういうときは、どんなに早く行っても一番手にはなれないのでドンジリでも良いから開始時に着席することを目標にすると良いと考えた。12:50に到着して、どこで並べばいいかホテルマンに尋ねると観葉植物の脇を示された。品性と教養がアレな我々は即座に3DSやスマホを取り出して操作していたところ、『注文するなら座っても良い』と言われたので注文することにした。

というわけで金の力で座席ゲットだぜ。ペニンシュラブレンドというお紅茶を優雅にいただきつつ、ペニンシュラブティックで実家への手土産として箱入りのチョコレートを買った。ただこのアーケードも、春節期間中ということでところどころ閉まっていた。日本人に一番有名なのははんこ屋さん『TANG’S』かな。中国の祝日に香港旅行を計画されている方は、お気をつけを。

13:30頃、ウェイターがやってきてアフタヌーンティーのメニュー表を置いていってくれた。この時間帯に提供可能な料理は三段菓子だけではないようだったが我々の心は決まっている。まず飲み物を何にするか聞かれたので『このポットに加水してくれれば』と頼んだが首を振られた。しまった伝わらなかった。ていうか間違って伝わった。ちがいます席代としてのこのお茶代をずるけようとしたんではありません。結局もう二〜三煎はいけそうなペニンシュラブレンドは下げられた。アフタヌーンティーとしての本番は、同じものを頼んでも良かったがそれでは芸がないのでウーロン茶を頼むことにした。

私「イギリス貴族によるアフタヌーンティー黎明期に供されていたのはウーロン茶だそうだし」
旦「……と『もやしもん』を読んだ庶民が言っている、と」

そしてお菓子。ドーーーン。

上段が甘いもの、中段がしょっぱいもの、下段がおなかのふくれるもの。そしてホットウーロンである。スゲー!!
そしていずれもきちんと美味しい。マカロンが美味しかった。香港の地で最上のマカロンに出会うの巻。
また中段の真ん中にあるサンドイッチは見た目通り、本当にキュウリしか挟まっていなかった。姑が出したら追い返されているとしか思えない*1ペニンシュラで出せば熱帯性の気候に合うサッパリとしたキュイジーヌなのが面白い。
しかしこの時点でおなかがふくれており、我々はスコーンをダーバオしてもらった。一流どころなので断られなかった。後で袋の中を見ると、パッケージは北京の飲食店でもありがちな薄いプラスチックの、切れ端の始末が甘いケースでいかにもこういう時専用のものだった。持ち帰り文化はここでも一般的らしいことが伺える。

そんなこんなで大変満足なアフタヌーンティーであった。
帰りにペニンシュラブレンドの葉と、瓶詰めの中華タレセットをかった。なおこの期間は500HKDお買い上げごとにチョコレートのミニパックがついてくるキャンペーン中とのことで、我々もゲットしましたよ。サイコー!

*1:うちのお義母様はそんな方ではありません