今も空気を読めない日記 <ichigomomo’s blog>

日々自分のことしか考えていない「イリキ ひじり」の日記です。

温泉に行きたい

1年前、私は『テルマエ・ロマエ』に関して「文法も単語も全く異なる相手に対して、これほど的確に意図が伝わるのはおかしい」と思っていた。でももう大人なので、「フィクションがある程度都合の良い展開になるのはやむを得ない」と理解し、楽しく読んでいた。でもいざ自分が異国に来てみると、意外に何とかなっている。これは大きな発見である。
またゆうきゆう氏の著書によると、人と人とのコミュニケーションが成り立つ手がかりとして言語の内容が占める割合は7%にすぎないとのこと。ボディランゲージとか、表情とかで相当イケるみたい。



さて、今日は晴れたので、ご機嫌な電気自転車を転がして三里屯のカフェへハムチーズクレープを食べに行った。
その帰りに、地下鉄団結湖駅近くの交差点(長虹橋)で信号待ちをしていたら、中国語で話しかけられた。
サッパリ判らないので『おお、ごめんなさい。聞き取れません』と言ったのだが、にいちゃんは構わず話を続ける。中国語で。中国人はタフだなぁ。
でもその言葉の中に、「ソーホー」という単語が何度か出てきたのを聞き取った私は、すかさず「SOHO?」と聞き返してみた。
にいちゃん頷く。
三里屯SOHOは同じ道沿いにあるので『こっちへいく。ずーっと。まっつぐ。まっつぐ。』と動作で表したら、にいちゃんも判ったみたい。

今日も良いことをした。言葉が分からなくてもできるもんだねぇ。
(もしにいちゃんが三里屯SOHOに行きたいんじゃなかったら、正直すまんかった。)