今も空気を読めない日記 <ichigomomo’s blog>

日々自分のことしか考えていない「イリキ ひじり」の日記です。

よう噛んで食べる

母が上京してきたので、娘を押しつけて銀座へブラブラしに行った。
まず、気がついたら止まっていたビトンの時計を持って並木通りのリペアセンターへ行く。その場でちゃっちゃと直してくれるのではなく、工場へ持ち込むので一週間ぐらいかかるらしい。もう少し遅れていたらドバイに持って行けないところだった。普段ITドカタの私が素性を隠してアルムンタハに行くのであらん限りのブランド品を身につけていかねばならない。(という発想が育ちの卑しさを如実に表現している)いやあ、危なかった。よろしく頼む。
その後、とらや二階のカフェ(客の年齢層高し)で栗あんみつを食べた。ただ栗のガムシロ漬けが添えてあるだけではない、栗の裏ごしが餡として乗っかっているやつだ。
これが実に美味かった。栗あんが上品な甘さと舌触りで美味かった。寒天が固すぎなくてうまかった。黒豆の塩加減もよろしい。和三盆の蜜もしつこくない甘さでうまい。不意打ちでひとかけら入っているようかんも嬉しい。すっきりと苦い玉露と合う。白玉は好きなので追加でトッピングしてもらい、残しておいて最後に食べた。(貧乏くさい食べ方だ)大きめの白玉を飲み込む幸せ。大満足だ。
あまりに感動したので持ち帰り用に2つ包んでもらい(ただし普通のあんみつ。栗あんみつのお持ち帰りは無かった)、母への手みやげとした。包んでもらっている最中に店内をウロウロしていたらエコバッグが販売されているのを見つけたので、大きい方を買ってこれも母へのプレゼントとした。

で、少し混み始めた電車の中、保冷剤とともにがっちりがっちり密閉されたあんみつとプレゼント用にきっちりきっちり包装されたエコバッグという2つの包みを抱えて帰る私。「エコバッグ」の存在意義をもう一度いちから考え直したい。