青い稲妻
中国語の勉強をちょいちょいさぼっていたためこんな時に気の利いたことが言えない。
私『あなたには我々が日本に帰国するまで我が家に来ていて欲しかった。』
ア『私もその予定だった、いつ帰国するの?』
私『マルンが日本人学校に行く歳。』
ア『日本の学校に行くの?』
私『ううん、日本人学校。丽都にある。』
ア『そう・・・』
しょんぼりしょぼしょぼとした気分で旦那にも報告した。
私「またイチから知らない人を家に招き入れるのが憂鬱だよう。子供達も今のアイさんに懐いているし。」
旦「この状況でどうしても今のアイさんを引き留めたければ、アイさんが別のアイさんを雇ってお舅さんの介護をするための費用をうちが負担するしかないだろ」
私「ぐぬぬ」
あ、でも、残り1ヶ月とかなら、そういう交渉を試みるかも。
費用は何とかなるし、残り1ヶ月のために新しいアイさんを探すなんてありえない。1ヶ月ぐらい我慢する?いやいや、最後の1ヶ月こそ逃れられない雑多な用事があるでしょ。