今も空気を読めない日記 <ichigomomo’s blog>

日々自分のことしか考えていない「イリキ ひじり」の日記です。

ソルフェリーノの夜が明ける

今日はほんのりと後頭部が痛かったので、いつものSOSではなく、子供達を連れてもギリギリ徒歩で行けそうなグローリークリニックに世話になってみることにした。

予約をすると、すぐに見てもらえるとのこと。
入り口がよくわからなくて往生したが、入ってみると広くて明るいエントランスに日本人の受付お姉さんが揃う快適そうな病院であった。
まずはGMの大夫に看てもらう。日本語も大丈夫な大夫であった。
頭がぼんやりと痛くて、痛みは強くないけれど範囲は首にまでかかっていることを言ったらレントゲンを撮ってもらうことに。レントゲン写真はデジタル化されたものが一瞬で出来上がり、推拿のQ先生が述べたのと同じくらい多くの箇所についていろいろ悪いことを言われた。で、ボルタレンか何かを出されて終わりかと思ったら、
「この病院には漢方医も居るので、マッサージをしてもらうと良いです」
とのこと。あれボルタレンは?まあいいや。と通され、問診をしてもらううちに、
「針をやってみますか?それとも薬にしま「薬でお願いします」「そうですか、でも針は効きますよ。痛くないです、ちょっとやってみましょう。」「いや薬…」
となって、そこまで言われたら『ではちょっと体験してみよう』と考えが変わっていった。そもそも来院目的が体験みたいなもんだし。
ドキドキしながら寝転がっていると、
「大丈夫です、怖くないよ。ほら針もこんなに細いでしょう」
と先生が見せてくれたがこれがまた超太いんだ。10年前の旦那の髪の毛ぐらい太かった。見なきゃ良かった。細いと言うからには息子の髪の毛ぐらいのもんだと思ってたのに。
でもこういうのに限って案外痛くなかったりして?とうっすら期待していたらこれがまた超痛いんだ。一瞬だったけど、痛いものは痛い。
「便通はどうですか?」
「大丈夫です、下痢も便秘も。胃は悪いですけど」
「胃が?ではここにも打つよ。」
てことで針追加。我ながら余計なことを言ったものだ。もちろん痛い。

全部打った後は電熱で温められ、しばらく安静にされたのち薬を処方されて帰宅した。
も、も、もう二度とごめんなのねん。

しかし頭痛は確かに雲散霧消していたのだった。

ちなみに処方された薬はボルタレンではなく、藍色港湾にある北京同仁堂謹製の漢方薬だった。1回150mlぐらいの水薬で、これがまた超苦いのよ。