呼んでもないのに

昨日から息子の額に赤いぷちぷちが出ていたのだが、痛がったり痒がったりする様子がないので静観していたら首回りと肘の内側にもできてきた。うぉ〜〜いおぃおいおい来中5日目で主治医処方の常備薬が使えない病気発生かよ。まったく中国はヘビーだぜ。

というわけで『北京ＳＯＳクリニック』に予約を入れ（日本語で）親に娘を任せ、タクシーで息子を連れて行った。
中国の病院として想像していたのとは違い、ＳＯＳクリニックは清潔で広い。入ってすぐに、受付のお姉さんから何事かを話しかけられたので、ええっどうしようと思いながら咄嗟に
「我　是　日本人　（ウォーシーリーベンレン）」
と言ったら日本語窓口に通された。そんなものもあるんですねここは。

診察して下さった先生によると脂漏性湿疹とのことで、汗を拭いてやること、部屋を暑くしすぎないこと、そうして注意を払っても中国の部屋は暑くなりすぎるので家の中と外では上掛けの数に２〜３枚の差を付けるよう意識し、なんだったら半袖で過ごすことなどなど教わった。治療としては『カーマインローション』というものを処方してくれるので、入浴後や清拭後につければよいらしい。

旦那の会社が海外医療保険に入っているのでキャッシュレスで会計手続きが出来るのだが、ちらっと明細を見たら診察料が１３××元に『カーマインローション』が８×元とか書いてあっていろいろ考えさせられた。しかも出された薬は今まで見たこともないような水薬で私の具合までおかしくなりそうだ。なんでも使うときには振って混ぜるらしいが・・・
塗り薬と言えば軟膏タイプのものを想像していた私は
「『カーマインローション』っていうのをもらったんだけど〜、初めて見る薬だからなんかイヤ〜」
と言いながら母親に見せたら、
「あらこれ若い頃にニキビに塗っていた『カーマインローション』に似てる」
と言ったので、やっと付けようと思えた。あと、母はちゃんと私の話を聞くべきだと思った。

早めに治りますように。