今も空気を読めない日記 <ichigomomo’s blog>

日々自分のことしか考えていない「イリキ ひじり」の日記です。

じゃがいもの芽

昨日も比較的早く澳門に着いたのだが、体調が悪くて積極的な観光はできなかった。なので今日早起きして出かける。

朝早いのに蒸し暑い。ホテルの中はクーラーで寒いのに外はすごく暑い。旦那が歩いて行きたいというので(旦那は歩くのが好きなのだ)聖ポール天主堂跡までてくてくしたが、だんだん本気で腹が立ってきた。しかもどう道を間違ったのか裏側から到着してしまい、裏側から支えている様が丸見えで興ざめだ。でも、なんか観光地ー!って感じがして、これはこれで悪くもなかったのよ。暑かったけど。

朝ごはんはセナド広場近くの『盛記白粥』へ行った。ここはローカルにマッチした雰囲気がナイス・・・とでも表現すれば波風が立たないのだろうが、日本人女性としては持って行ったガイドブックにカラーで載ってなきゃ断ジネス入らないような店構えである。でも冷房は効いているし、白粥(豆乳入り)は健康に良さそうな味で悪くなかった。マンゴー豆腐は日本のマンゴープリンよりも薄い味だったが、やさしい感触でこれも美味しく全部戴いた。これが合わせて8.5HKD。(マカオパタカと同値で香港ドルが使えた)旦那は肉粥のつもりで頼んだらピータン粥が出てきて、こちらは少し塩味が強かったが「これもアリ」という程度。
更に行ったところでやはりガイドブックにあった『瑪嘉烈蛋撻』というエッグタルトの店に行き、1個7HKDで3コ買った。やはり日本にはないタイプの店だ。それでも周りの様子からすれば随分行き届いた充分清潔な席でいただくことができた。焦げ目の付いたカスタードとパイ生地がうまい。お腹が空いていたらもう2コ3コ食べてたな〜。

マカオは広くないので、街の観光だけなら午前中だけで充分制覇できる。むしろ、マカオで2泊しなくて良かった。もしまた来ることがあったら、次回はカジノを制覇したいと思いつつ、『マカオニューフェリー』で尖沙咀に行った。やっぱり揺れた。
今日の宿泊はザ・ペニンシュラだ。荷物を置いてすぐに出かけようと思ったが、雨が降っていたのと旦那の具合が悪くなったのとで積極的な観光はやめ、佐敦駅近くの『北角鶏蛋仔』で香港風のベビーカステラを買った。2人前で20HKD。日本のものと少し違った風味だが、半分は中空のパリパリで半分は身が詰まってもちもち、うまい。『夕ご飯が食べられなくなる』と言いつつ手が止まらなかった。香港は電車・ホーム内の飲食が禁止で部屋まで持ち帰って食べたので、店先でつまんだ2〜3個以外は若干冷めていたわけだが、それでもうまかった。カステラの周りのバリもそのまま包んでくれるのがナイスなのよね。袋に指を突っ込んで、剥がれたバリのかけらも残さずに食べた。ペニンシュラに泊まる人間のすることか。

旦那も腹をくくって阿司匹霊を飲んだため、夕ご飯の時間にはなんとか動き回れるようになった。昨晩が広東料理だったので今晩はインターコンチネンタルの『spoon』に行き、創作フレンチ(?)を楽しんだ。量が多かった。でもお通しから美味い。サラダとメイン1品でお腹一杯。旦那と二人で1700HKDほど。朝飯の100倍やんけ。なにしろボトルの水が日本円で1500円ぐらいしてだね・・・・・・・・・・ひょっとして、我々のような年齢収入の人間が出入りする場所ではなかったのだろうか。

昼間の活動が抑えめだったので、この後『糖朝』に徒歩で行ってまたバカスカ食べた。マンゴープリン、うまい。メロン入りタピオカココナツ、うまい。春巻美味い。良い気分の帰り道、同じ通りに面したビトン屋へ入ろうとしたら、ドアボーイから邪険に追い払われた。そりゃちょっと閉店時間を過ぎていたけどよ・・・完全に冷やかしと思われていたんだろうなぁ、Tシャツにユニクロズボンに運動靴に化粧品屋のおまけバッグを持っていたから。