天空のおっぱい

どの赤子も、いずれは母乳を卒業し大人と同じご飯を食べて生きなくてはいけない。親の責任の下、そうしなければならない。
しかしうちの娘の場合、この数日を人工栄養で過ごさねばならない理由が完全に私だけの都合（しかも遊び目的）なので、さすがに気が引ける。

・・・で、今ものすごく乳が張って痛い。大変分かりやすい“バチ”の当たり方である。
旦那が会社の福利厚生で大量にもらってきた冷却シートは全く役に立たずアッという間に人肌の温度に染まりきったので、最初の２時間ぐらいしか使わなかった。代わりに、ケーキ屋でもらった後みみっちく保存しておいた保冷剤をブラのパッド収納部に入れたら、これが大きさ冷たさともに丁度良かった。冷たすぎて痛みの感覚が薄らいだのである。しかし、その間も母乳は石清水のようにしとしと出続けており、人体の神秘を感じずにはいられない。２時間に１度は母乳パッドを替えているので、大量に余っているほうの母乳パッド（縁が肌にこすれてかゆくなる）がどんどん消費されてイイカンジである。

娘がいない間、お金時間ともにドブに捨てるような使い方をしてやろうとワクワクしていたが、今日は結局こんなことで過ぎてしまった。夕刻の今、やっと少し収まって普通に動けるようになったので、いつでも行ける近所のセブンイレブンでお菓子をたくさん買い、コーヒーを買ってきて飲んだら、少し元気が出た。

娘が帰ってきたらたくさん抱っこしてあげよう、とか考えた。