今も空気を読めない日記 <ichigomomo’s blog>

日々自分のことしか考えていない「イリキ ひじり」の日記です。

カロナール

今日は、傷を留めるホッチキスの針が外れる日である。回診に来たゴルゴ先生が外してくれた。
ぱちんぱちんとニッパーのようなもので金具が切られる(見ると痛そうなので見なかった。後から考えると見ておけば良かった)。その後は1cm×2cmぐらいの医療用テープをたくさん貼っておくだけでいいとのこと。全部貼り終わったあと、「もう一枚貼っておこうか」と端っこに追加されたのが印象的だった。

細い金具で皮膚が引っ張られることが無くなったので、また一段階痛みが遠のきルンルンとした気分になった。ようやく普通に歩けるようになり、今買わなくても良い爽健美茶を買いにわざわざ歩いたりしてみた。ああ、医学って素晴らしい。

しかし、傷という足枷が無くなったせいか、夜中にとつぜん両乳が張り出してあまりの痛みに仰向け以外の体勢を取れなくなった。慌ててナースステーションに行くとカキンカキンに凍らせた氷嚢を手渡され、「えっこんなの使ったらメチャ冷たいんじゃ・・・」と思いつつ乳に乗せると思った通り耐え難い冷たさであった。そして乳の痛みが軽減する気配もない。
なのでもう一度ナースステーションに行き、「赤ん坊に飲んでもらおう」という話になったのだが、ほんの1時間前に100mlものミルクを飲んだ娘は気持ちよく熟睡していた。助産師さんにしぼってもらい10mlほど出す。絞り終わったところで娘が泣き出したため、「おやつ」として飲ませた。
不思議なもので、出した後はウソのように痛みが消え、気持ちが落ち着いてきた。
そこで考えるに、乳が張るというのは乳房内に無数にある「乳管」に乳汁が充満している状態を指すのである。原理的にはヤツがナニするのと同じだ。で、痛いのは乳汁で膨らんだ乳が周辺の皮膚を引っ張るからで、皮膚にゆとりがあれば痛くは・・・・・・

ちんこの皮膚にゆとりのある旦那のことを想いながら寝た。