もうNEWSじゃない
帰国後に再就職したいのでHSKの勉強中である。だがさすがに難しい。
今日は作文を練習した。一枚の写真を見て、『この写真の説明文を80文字前後で書け』というもの。
80文字、なかなかならない。現代文の問題なら200字ぐらいあっという間なのに。
なので仕方なく、『ポールは今、会社にいる。ポールは一男に電話をした。ポールと一男は友人同士である。ポールも一男もサッカーが大好きだ。』てな調子で書いたら、まあ間違っちゃいなかったんだけど、
「もっと難しい単語を使わないと点数が稼げない」
と老師に言われて愕然とした。そうなのか。私はてっきり、題意に沿ってさえいれば五歳児並の文章でもマルはもらえると思っていた。ドラゴン桜でもそんな感じのこと言ってたから。しかしそれは日本のしきたりである。語学の国家試験でテクニカルポイントを求めてくるとは、さすが科挙の国は違うなぁと思いながら旦那に相談すると、
「それデマだから」
と一蹴された。
「どこの国のどんな言語の試験であろうと、間違っていない以上は減点なんかできるはずない」
旦那は5級を受かっている。第一志望の大学も受かっている。言うからには平易な単語で構成された作文をしたのだろうか。HSKでそして大学の二次試験で。でもよしんばそれでいいとしても、私、自分のものとして習得し使いこなせる単語なんて100こぐらいしかない。当然你好とか谢谢も100このうちの1つざんすよ。先が長いことには変わりがないのである。