今も空気を読めない日記 <ichigomomo’s blog>

日々自分のことしか考えていない「イリキ ひじり」の日記です。

なんとなく紫

ミュンヘンのホテルはベルリンのホテルの2倍以上のお値段だがそれはオクトーバーフェストのためである。部屋はMOTEL ONEと大差などころか、個々の部屋にはWiFiが来ていないのでこのために買ったソニタブが沈黙していた。有線は来ていたので旦那の仕事に支障はなかった。

というわけで、まずツヴィリングの路面店でばあちゃんに花鋏を買う。日本では刃物を人に贈るのは・・・なんだけど、ばあちゃんが必要としているものと聞いたので買うと決めていた。花だけでなく料理にも向いているとのことだった。
で、いつもお買い得品を買っては早晩切れなくなるというのを繰り返しているようだったので研ぎ棒も購入。刃物を贈ることに抵抗のある方はこちらをドイツ土産とするのもいいかもしれんね。種類もいくつかあった。
そして私もまた同じコーナーのものを料理用に買い、包丁も買った。私が愛用するのは三徳包丁よりも少し短くかなり細いタイプの牛刀だ。これは新婚旅行の時に、ツアーでご一緒した料理関係のお仕事の婦人から教わったもので今でもそれを守っている。私は慣れたこともあり使いやすいと思っているがアイさんには「幅が狭すぎるため、切った食材を面に乗せて器などへ移すことができない」すこぶる不評だ。メインで使うのは私だからいいんだけど。


そしてその後、満を持してオクトーバーフェストに行く。
おやつ時だったが人はまあまあ多かった。
遊園地コーナーが広い。だが絶叫系ばかりで旦那が引いていた。メリーゴーランドとコーヒーカップが無い。
屋台が多いので我々はそれらをひやかしながら楽しんだ。奥の方にビールテントがある。バイエルンカラーである白と空色の格子模様が印象的なテントに入ったらミュンヘンではなくニンフェンベルクであった。ビールときのこスープを頼み、プレッツェルを買う。どれも美味い。きのこスープはちょっと・・・いやかなり・・・しょっぱかったがもっと食べたかった、しかし体が疲れていたらしくビールをグラス一杯分も飲まないうちにマーライオンになってしまった。

オクトーバーフェストのトイレは清潔で数が多く紙もきちんとあった。ただしドイツのちり紙はガッサガサだ。これから行く方は、スーツケースの空いているところに日本のトイパーをひと巻き入れて行かれることをおすすめする。ウォッシュレットも皆無だしのう。

そういうわけで帰りはどこにも寄らずに帰って寝た。起きたら夜遅くて、・・・って20時とかそのぐらいなので日本の感覚ならまだまだこれからってとこなんだけど、ミュンヘンのマルクトプラッツ周辺は9割方閉まっていて遊ぶことができなかった。カフェで夕食をとった。美味しいというほどでもなかった。