そこは動かせよ

家族で沖縄に行こうと思う、と会社奥様会で話したところ、
「あ、水〜土で？」
と、非常に上品な部長夫人が仰ったのだが、
いいえ、木〜日です。
北京―沖縄の直行便はＡＮＡ（とＣＡ?）のコードシェアで水曜日と土曜日に運行されているが、うちの旦那は顔はおっさんでも北京的には若造なので３日も連続で年休が取れない。従って木曜日と日曜日に運行されている海南航空に乗る以外の選択肢がない。

海南航空便は中国人でミチミチだった。日本着便なのに日本語のアナウンスが一番最後だ。スッチーさんの日本語能力も私の中国語能力に匹敵している。つまり応用はほとんどできていない。でもサービス係としてはまあまあ親切だったし、通路が狭いかわりにシートのピッチが若干広めに感じたし、機内食はゲロのように不味くてジュースは常温だったけど、全体的にはさほどの不満もなくフライトを終えた。

中国人よりも酷いのは那覇空港だった。なんで外国人向け窓口３レーンに対して日本人のパスポートコントロール窓口が１レーンしかないんじゃ、成田を見習って１０・１０ぐらいで稼働せんかい。

旦那「いやでも沖縄に降り立つためにパスポートチェックを受けなきゃならない日本人ってどういう状況だよ」

うーんとそれはね、沖縄住民と、何故か外国から直に沖縄に来る日本人。あらやだ日本全体で見るとものすごいレアケース。

係員もなんくるない感じで、その他の手続きも妙に時間がかかったけれど、しかしなんとか入国。かねてからの予定通り、実家から呼び寄せたうちの親と合流。子供を預けて、『ジャッキーステーキハウス』とローソンをハシゴしたったぜ。

北京戻りたくねぇー