今も空気を読めない日記 <ichigomomo’s blog>

日々自分のことしか考えていない「イリキ ひじり」の日記です。

うんすけって読んでいた

13時頃。
私は巴沟站に降り立った。
一度来てみたかったのだ。

そこは密に植えられた街路樹と、人口5万都市にある平屋建てSATYのようなショッピングセンターの他にこれといったもののない村であった。
劲松站には雑居ビルが並んでいたが、こっちの終点は完全に『村』の佇まい。日本に似た街が無かったか記憶をたぐったが、日本のこのような状況の駅前にはまずコンビニや東横インが先に立つし、SATYができるならば超広大な屋外駐車場が併設されるので、そうではない以上やはり外国である。なんだか落ち着かなくなって、私は早々にタクシーを探した。探して判ったが、頤和園方向にタクシー乗り場と数台のタクシーが用意されているので、頤和園に行くなら多少並んでいても離れた場所へ探しに行かずにここを当たったほうが良い。

14時頃。
私『ちょwww『頤和安慢』いうたやんけwwwどこよここwww』
雲助『「新建宮門」、立派に頤和園だ』
私『さっき地図見せたでしょ!?じゃあここはこの地図で言ったらどこなんじゃ』
雲『そんなのは知らん。俺は頤和園に連れてきてやったじゃないか』
私『この門に連れてこいとは頼んでねえよ!!!』
雲『うるせえなああおめぇ何人だ!?』
私『日本人じゃ!!』
雲『俺は日本語は解しない!』
私『あぁあぁアテクシだって中国語はよう話さないわ!!でナンボじゃ!?』
雲『十元。』
私『っちょwwwこのパフォーマンスで金取る気!?アテクシは身も心も立派だから払ったるけどwww』
払ったら雲助は少し穏やかになり、もう一度「新建宮門」と繰り返した。最善のサービスができなかったという自覚はあるようだった。

結局、AMANのスタッフに電話で事情を話し、新建宮門までリムジンで迎えに来てもらったのだった。
担当者さん、ありがとう。