ジャピオンが教えてくれないこと
まだここまで寒くもない頃、家とは少し違うあたりを無駄にポタリングしていた私は、新しく『東北人』が開店しているのを見つけた。
おりしも最近、旦那が仕事仲間とみんなで行ってきたというので、今日は家族で行ってみた。
『東北人』は、店内が綺麗でスタッフが多く、皆親切で大変良いところであった。子供用の椅子もあったし。
でも、でも、
味が濃すぎてほとんどの皿にお残しをしてしまったよう。
味は、悪くないと思う。ちょっと濃いことは最初から感じていたけれど、味が濃くて美味しいということもある。でもだんだん、濃さに対するストレスが複利で積み上がってきて、ついにはギブアップしてしまった。ていうか、量も多い。
決して決して不味いわけではなく、なんとかもっと楽しみたかったので残念だ。いくつかは持ち帰ったけれど、できたての味にかなうわけもない。
たぶんここは、大人数で訪れて何種類もの料理をちょっとずつつまむのが良い店なのだろう。その証拠というわけでもないだろうが、個室を予約した場合は最低消費額が500元と言われた。揚げパン1個6元、ジャンボ韮餃子1個4元、生搾りオレンジジュースがピッチャーで48元の店でだぞ。我々1家族の今回の消費額が200元程度であったことから換算すると、店側が標準的に想定している1グループの人数が『大人4人以上』とかなんじゃないかなぁ。
とはいえ、店内にはちらほらと『おひとりさま』の姿もあった。ぐだぐだ考えず、食べたくなったら気楽に行けばいいのかもしれない。ねじねじ揚げパンと『共産主義ナントカ』というジャガイモと肉の炒め物ならとっつきやすい美味しさだぞ。
で、この店を予約するにあたり、ネット上ではついに電話番号を発見できなかったため、公寓の日本語担当であるらんとむさん*1に頼んで先ず東直門店に電話をしてもらい、目的の店舗の電話番号を教えてもらったので、これから行かれる皆さんはご参考にどうぞ。
東北人餐庁 霄云路店*2
北京市朝陽区三元東橋甲2号 京信大厦院内
010−8449−3889
予約時に携帯の番号を伝えると、『予約受け付けました』の確認ショートメールが来るでよ。
<<追記>>
この店のお便所は和式だ。しかもただ長方形の穴が開いているだけの、あっしが幼児の頃に高岡駅にあったようなやつね。短辺ですら長いので、娘の一人トイレは無理でした。小さいお子様は、家でお手洗いを済ましてから出かけましょうね。