今も空気を読めない日記 <ichigomomo’s blog>

日々自分のことしか考えていない「イリキ ひじり」の日記です。

猛き黄金の国

国貿の展覧館(?)でお茶の博覧会があるというので行ってみた。
国貿といっても広いので、無事「展覧庁」に着けるかどうか心配だったが、E1出口から天井の案内板をたどったらなんとか着いた。
入場の際に名前を書いたが、しげしげと審査されることもなく、すんなりと来場者カードをもらえた。
まず、一つのブースで素敵な急須と茶碗と茶托とお盆のセットを見つけたので『大変可愛らしい、おいくら?』と聞いてみたら『12000元』とのご回答。どうもすみませんでした。
と、まあ博覧会なだけにトーシロ(と貧乏人)お断りの雰囲気のブースが多かったが、見たところ台湾ブースの皆さんは遠方から来ただけあって商売っ気が多く小口の客も邪険にしない、と自分会議で判定できたので、店頭に茶葉を持ってある店の一つで勇気を出して試飲をお願いしてみた。
『桂花烏龍茶』
キンモクセイフレーバーの烏龍茶。
等級とかは全然分からなかったけれど、緑色のくるくる巻いた茶葉で、入れた茶も緑茶のような色。
キンモクセイの香りが高く、お茶としてはキーンと苦く、美味しい。

でも、ちょっとだけくれって言う勇気が無くて、1斤(500g)買ってしまったお。250元。
半斤くれって言えば良かったと後悔しながらの帰り道だった。

けれど、家に帰って自分で淹れてみたら店頭よりもっと私の口に合うような気がした。淹れ方は雑だし茶器も適当なのに不思議!しかも5煎ぐらい余裕の茶葉で、貧乏性なので何杯でも飲んでしまう。
改めて満足したけれど、個性の強い茶葉でこの調子を続けるとあっちゅう間に飽きが来そうなので、冷凍してちょっとずつ飲もうと思う。