今も空気を読めない日記 <ichigomomo’s blog>

日々自分のことしか考えていない「イリキ ひじり」の日記です。

アジアの中心

母がどこかで飲んだ何かの茶色い茶(←何もかもが曖昧やないか〜い)が美味しいと何度も言うので、北京歴の長い方のブログで拝見した『乾泰露雨軒禅茶院』へ行ってきた。
支店がいくつかあるようだが、調べた結果一番駅に近かった『牡丹园店』へ。
私たちは11時に個室を予約した。その部屋を3時間使って良いとのこと。

店内に入ると、天井は低めで落ち着いた照明の部屋にほんのりとお香が薫っている。そして仏壇。ベビーカーはここで一時預かりされて、部屋に通された。
予約時に子連れと伝えてあったためか、寝そべって囲碁を打つスペースのある部屋が用意されていたので、さっそく子供達をそちらに座らせる。子供の心を忘れない大人(旦那)も率先して寝そべっていた。クッションと肘置き用の長細い枕もあった。
メニュー表を見て、とりあえずお茶を注文する。以前参加させて頂いたお茶会で教えてもらった『碧螺春』に、十年物のプーアール茶(という風に私が読み取ったもの)、紅茶、ジャスミン茶を選んだ。580元以上消費すれば軽食が付くとのことで、値段を見ながら茶葉の種類を調節する。ほどなく全てのお茶が運ばれてくるのだが、まずは娘を伴ってビュッフェでお茶菓子を選んだ。

お茶菓子は甘い物が中心。ドライフルーツ、種、フレッシュフルーツは西瓜・バナナなど数種類。それと、餅菓子や辛そうなおつまみ系、実際に超辛い豆菓子などもあった。

肝心のお茶は・・・
碧螺春、ほのかで落ち着く味わい。
紅茶、ストレートなのに苦くなくて美味しい。
ジャスミン茶はそのまま飲んだら濃かった。ポットのお湯を足したら、丁度良いお味で香りも良く満足。
プーアール茶は、これぞ!という濃さ苦さで、私は一番気に入った。

これらをぼちぼち食している間に軽食が出される。写真は私が食べたトマト麺。茶芸館の記事で唯一の画像にこれを持ってくるのが私のセンスだ。だって美味しかったんだもん。

他のお客さんの邪魔にならないよう、他のお部屋を覗いたり、ところどころで展示販売されている茶器や数珠を眺めたりしているうちに息子が泣き出したので、後ろ髪を引かれつつ店を後にした。

いや〜いいなぁ茶芸館。純中華風のアンティーク家具に囲まれて、いろんなお茶を煎れてもらえて、それらを自分のペースでちょっとずつ楽しめるんだもの。そのうえお菓子もつまみ放題なんて素晴らしい。お会計は、まあ、安いとは言えないが、6人が日本のきちんとしたお店でお茶と軽食を食べたら580元(≒7200円)どころじゃないでしょ。また来たいなぁ。

で、帰り際に、3人以上で来店したら80元を割り引いてくれるクーポン券をいただいたのだけれど、誰かご一緒にどうですか。KYブロガーと3時間もお茶したくないですか、そうですか。