よしお兄さんのほうが(遥かに)脚長
娘が咳をし出した。
実は渡航前に「北京は空気が悪いらしいので、気管支炎および肺炎での入院歴のあるわが子らのためにメプチンを10発分ぐらい出してくれや」と頼んだが、花水木小児科医にも長都耳鼻科医にも断られている。しゃとなか内科医だけが快諾して下さったので喜んでいたら粉薬だった。
だから、行きつけの病院でネブライザ用の薬セットを出してもらえると聞いて狂喜乱舞したのは言うまでもない。
しかしここは中国。そして私達は外国人。
なので、個包装のパックを大量に渡されて
『子供なので書かれた量だけ使って、残りは捨てろ』
という豪奢な指示。えええ薬を捨てるなんて胸が痛むよ。でも娘の健康と衛生を考えれば残りを集めて次回に回すのも躊躇われる。子供用に半分の量ずつのパックが出来ないかなぁ、私の心の負担を軽減するために。
そんな葛藤をよそに、娘の咳は明らかに軽減した。さすがだよ。