今も空気を読めない日記 <ichigomomo’s blog>

日々自分のことしか考えていない「イリキ ひじり」の日記です。

元気に歌う会

今日も歯医者に行った。
今日はもう神経が死んでいるので、麻酔をせずに針でコリコリと何かの処置をしてもらった。前回は麻酔の効き待ちでだいぶん時間を取られたが、今回はそれがないので遅れて行ったにもかかわらず早めに終わった。
ちなみに前回はすごく痛くて大騒ぎをした私だが、もし2日目も痛みが引かなかったらどんな点滴を処方されていたのか聞いたところ、「痛み止めと、腫れの原因となる炎症を抑えるための抗生物質」とのこと。

その後、面白い出会いが2つほどあった。
お一人は、歯医者のロビーでお会いした日本人のおばあさん。中華スタイルのトップスに和風のストールをうまく合わせたいでたちの方で、お話を伺ってみると拝見したよりもずっとお年を召されていたのでびっくりした。なんてエネルギッシュ!
年配の方にとっても、北京はとっても良いところ!とのこと。そうなのか。住めば都ということか。北京は住まなくても都だが。
そんな北京でも、良い歯医者というのは少なく、日本人歯科医を求めてわざわざこの医院へ来たのだという。ううむ、勉強になるなぁ。
おばあさんとはその後も少しお話をして、『子供を大切にね』と言われて別れた。そうだな、子供は大切だ。

もうお一人は、タクシーの運ちゃん。今まで出会った中で最も気さくな運ちゃんであった。運ちゃんと目的地について以外の会話をする機会に恵まれていなかったので、新鮮だった。
運『お客さん、中国人じゃないでしょ?』
私『私は日本人です。』
運『おお、日本。日本は地震があったんじゃないか?』
(『地震』の単語が分からずしばらくもにょもにょしたが、しばらくして気がつき)
私『私の父母は西に在住している。』
運『ん?ああ、なるほど、地震は日本で起きたが、お客さんのお父さんお母さんは地震の起きた地域とは別の西方に住んでいるので無問題、とこういうわけだな。』
私『はい。』
運『北京へは仕事で来たのかい?』
私『私の夫の仕事。』
運『そうか、ではお客さんの仕事は?』
私『私の仕事は無い。』
運『そうか、仕事が無いのは楽で良いね。』
中国では人妻といえども無職でプラプラしているとニート扱いだという。ビザの都合で労働許可の下りない身とは言え、私は肩身が狭くなった。
運『日本の女性は良い人が多いね。〜〜〜〜〜(このあたり褒め言葉が続いたようだがわからなかった)』
私『ありがとう^^』
(この後、しばらく話しかけられたが本当に、何も、分からなかった。ていうか話題の核となる単語が分からないのでどもならん。)
私『私は北京に“2月(にがつ)”住んでいる。』←と言ってしまっていた
運『おお、北京に“2ヶ月”住んでいるのか。』
私『ああ、そうそう、“2ヶ月”。』←いろいろ面倒臭くなり肯定する
運『2ヶ月にしちゃ、お客さんの中国語は良いよ。』
私『ありがとう』
会話できるって楽しいね。これからも中国語がんばるぞ。