今も空気を読めない日記 <ichigomomo’s blog>

日々自分のことしか考えていない「イリキ ひじり」の日記です。

こつがいらない

今日はまた別の語学学校に体験入学だ。
昨日あれだけやったのにやはり『e』の発音だけは「没問題」でクリアできる率が7割程度である。あと、『p』とか『f』とかはもっともっと息を吐きながら発音しないとだめらしい。えっ、「プー」をこれ以上勢いよく言ったら・・・今まで何の気無しに机にのせていた両腕が思わず浮く。
今日の体験コースは1時間だったので、短母音だけで終わった。だからってお遊びではなかったけどね。文字を指されて、急に「第四声で」なんて言われても3?歳の頭はすぐに反応できないんだから。でもそれを丹念にやって、弱いところは他の子音とも組み合わせて練習した。
レッスンの時間としては50分で終わって、あとはコンシエルジュからスクールの説明を受けた。コンシエルジュは日本語可。
コ「働いていないのなら、この奥様コースのテキストがとてもお勧めです」
示されたそれは、なるほど『アイさんとの会話』『タクシーの乗り方』などといった内容が多く、私が身近で不便を感じていることの助けになりそうな内容であった。しかしこれではあまりにも「チャイ語会話・今日の一言<主婦ニート向け>」みたいではないか。もっと昨日の学校のように、教養として通用するアカデミックな講義を受けたい。
私「HSK向けの講座を受けることも出来ますか?」
コ「もちろんできます」
といいつつも、コンシエルジュは続けた。
コ「しかし普段の言葉がわからないと、生活がつらいです。まずこういった言葉を覚える方が便利です」
確かにそれはそうだ。私の気持ちはまた揺らいだ。
コ「今年は寒いです。冬の間はどうせ出かけられないから、家で勉強する時間、言葉を覚えて、春になったら、楽しく観光するといいです」
それも現実的に正しい。
かなり心を引かれたが、とりあえずその場は保留にして、私は教室を後にした。


さてこれらが終わり、帰りに1階の珈琲庁でカフェラテを頼んだら、量も甘みもホイップドミルクの具合も良かったのに肝心のコーヒーがぬるかった。しかもその上サービス料を徴収されていた。
旦「サービス料を取るのなら、『このコーヒーぬるいです』と訴えたら取り替えサービスをしてくれるのではないか」
ああじゃぁ今度から頼んでみるわ。って、よしんばこのスクールを選んだとしてこの珈琲庁にまた行く気になるかしらん。