自慢なんかするから

今日はクリスマスなので、旦那に頼んでケンタッキーとケーキを買ってきてもらった。

ケンタッキーは日本と寸分違わず同じ味。ただし、日本なら『これ作ってから余裕で2時間以上経ってるだろ』というくらい乾いている、こともある。でも美味い。普通に美味い。
中で働いたこともあるのにまだ自腹で買う気になるのは、あの店が存外まともだったからかもしれない。店長はろくでなしでバイト全員から嫌われていたけど、良い店だったのかなぁ。どえらい赤字で潰れたけどね。

で、ケーキ。
野良の店で美味しいところは知らないので、欧米系高級ホテルで買ってきてもらったら、許可を取ったのか取っていないのかキティちゃんの形をしていた。真円のホールなら6号ぐらいの体積で、娘は大喜び。一緒に行った会社の方も同じのを買い、しかもこれが最後の1個だったそうだ。
ひとしきり写真を撮った後でキティちゃんの顔に無慈悲な入刀をし、食べてみるとこれがなかなかの残念味。スポンジの密度が濃く、クリームが薄く、フルーツも少し。ミックスベジタブルぐらいの大きさの缶詰果物が全体で10粒ぐらいしか入っていない。部品部品は悪くないのだけれど…もともと甘いものが好きじゃない人が選んだケーキってこんなんだ。
聞くとお値段が120元（≒1620円）だったそうで、なるほどそれならと深く納得。
まあ娘はすごく喜んだので、クリスマスケーキとしての目的は達成している。

そんな娘もリボン部分のイチゴだけ食べて大半残した。