今も空気を読めない日記 <ichigomomo’s blog>

日々自分のことしか考えていない「イリキ ひじり」の日記です。

だれだるま

子供が生まれてからというもの、私も漫画好きとしてずいぶん多くの育児漫画を読んできた。
その中で最近の一押しはこちら。

娘が付録目当てに旦那にねだる『ベビーブック』の別冊に載っている漫画で、繊細な絵柄ではないがテンポの良さと的確な効果線で妙な躍動感と迫力があり、「ほほう」と読者をうならせる不思議な作品。作中に出てくる「あばら薬局」の外見がツボにはまって声を出して笑った。そうだよ、品揃えのけしからん薬局に出くわすと、あとあと思い出したときにああいう絵柄になるよね。
おむつの替え方がうちと同じ。ちょっとアレしたときに拭いて再利用するとこも同じ。
娘の時はちょっとでもアレしたら捨てて新しいのを使っていたけれど、息子には拭いたのをそのまま使わせている。(限度はあるが)

このように、大変素晴らしい一冊なので、広く世に知らしめていきたい。

<今日のポイント>
他で有名作品を扱っている作家さんが、『出産したので趣向を変えて育児コメディを描いてみましたウフ☆』というようなのは、たいてい糞つまらない地雷。場合によっては1000円以上する割に、内容は「育児してりゃあたりまえ」の日常茶飯事だったり、絵柄は代表作の3割ぐらいしか力を入れていないのがまるわかりだったりで怒りが収まらない。


その点、相澤先生は育児にも本作にも全力で取り組んでおられる様子なので好感が持てる。
今後もずっと続けてほしい。