今も空気を読めない日記 <ichigomomo’s blog>

日々自分のことしか考えていない「イリキ ひじり」の日記です。

レストランからピッツァをとるように

待ちに待った石丸トートを、また見に行ったよ。あっいや、エリザベートを見に行ったよ。

石丸さんは格好良い。というか声が好き。声が大きい。ちょっとしたささやきも大声だ。大声の男を好きになったのは初めてだ(…って、終演後のトークショーでは普通だった。そりゃそうだ)。シシィのことを好きそうな演技に好感が持てる。
前回は初回だったから、朝海さん:石丸さん=6:2.5ぐらいで見ていたけれど、今回石丸さんをよく見るようにしたらいろいろ新たに発見できて面白かった。今日ツボったのは、ハンガリー独立運動のシーン。あれ、みんなが踊っている間にトートが舞台の下手で革命運動にNGを出しているのね。城田さんは、皇帝が過激派を弾圧するときぐらい冷静冷酷に「却下」していたが、石丸さんは「ハハッワロスwww」と明るくディスっていて、私はオペラグラスを覗きながら思わずジャパニーズスマイル。田代さんたちは真面目にやってるのに。そして運動の間での口論も…そこで笑うトートは他に心当たりがないので、新解釈が興味深い。そういえば水さんはここでイラッとしていたなぁ。
あのシーンとあのシーンは今日も超良かったよ。前者のシーンはかなり評判になっているらしく、トークショーでも話題になっていた。(あれは演出家の先生に言われてやっているんだそうですよ。)
寿さん、素晴らしい。さすがに慣れているだけのことはある。実は前回、朝海・武田コンビで絞った後は寿さんの出演回を最優先にチケットを取ったのだ。私の好きな感じのまま安定したゾフィ。ゾフィってあんまりアドリブができないから、寿さんの他の舞台を見たいな。
なお杜さんの名誉のために付け足しておくと、「エリザベートのためにしたことよ」は、寿さんも阿知波さんとユニゾンで歌っておられたので、これは東宝と宝塚の演出の違いなのだろう。
石川さんのフランツもまた、シシィをちゃんと好きっぽいのが◎。ただのマザコンじゃないのが良いよな。全部自分の判断でやっていると思う。子育てに関してママの方が経験豊富なのは当たり前だし←よその旦那のことなら誰でも冷静に判断できるよNE☆
改めて見ると、ヘレネのドレスは本当にひどいなぁ。南海さんはKeanのときと変わらぬ可愛らしさなのに、あんなにアレなドレスを着せられてひどい演出だよ全く。

毎回思うのだが、よしだみほ先生の『馬なりハロン劇場』にここから来たと思われる台詞があるよね。「よね」と言っても、ミュージカルファンで競馬に興味がある人ってよしだ先生と青木るえか先生ぐらいしか知らないが。それはともかく、バランスオブゲームの回で「うちのコにかわりなーし」っていうの。偶然かしら。どの巻のどのページか、ちょっと探したけど見つからなかったのが残念だ。
まだまだいくぞー!