今も空気を読めない日記 <ichigomomo’s blog>

日々自分のことしか考えていない「イリキ ひじり」の日記です。

おったまげた

息子が全然寝なくて、いや寝るんだけどすぐにまた夜泣きするのを繰り返して、私も旦那もほとんど寝ないままとうとう夜が明けてしまった。
さすがに疲れてきたところ、うんちの出る音がしたので「そうかうんちがしたかったのか、おむつを替えればすっきりして寝られるかもしれない」とおむつを開封したらイチゴジャムのような血便がわんさか出ていた。
こ、これは育児書でよく見たアレか。本当に赤い便なんて出るんだね、と一瞬まじまじと見入ったが、命に関わる病気の可能性があることを思い出してすぐに旦那を起こし、市内の救急連絡先一覧を渡した。しかしいびきをかいているところをたたき起こされた旦那は頭が働いていない様子で一覧表と受話器とを持ちながら立ちすくんでいた。
なので少し前から起きていて幾分思考のはっきりしている私が救急病院に連絡し、旦那にはおむつの始末をしてもらった。このおむつは捨てずに医者に見せなくてはならない。

で、病院で待ったり医師におむつを見せたり(時間が経っていたので鮮やかな血の色ではなくなっていた)息子がおなかをトントンされたり超音波装置で見てもらったりして、腸重積に間違いないということになった。レントゲン室の準備が整うのを待って整復という処置をする。整復が失敗したら小児外科のある病院に搬送して開腹しなければならないとのこと。しかしその場合も搬送は病院の方でやってもらえるとのことだったので、旦那には帰宅し出社してもらうことにした。間に合う時間だったし。
しかし私にはその元気はない。実質徹夜の私は処置中の息子の泣き声を聞きながらもついに起きていることができず、外のベンチで気を失ってしまった。

発生からの時間が短かったこともあり、整復の処置は無事成功したけれど、24時間は再発の恐れがあるということで入院となった。また入院だ。
とりあえず、数年前に息子さんが腸重積になったというママ友にメールを打って励ましてもらった。
会ったらもっと詳しい話を聞こう。

***

家に着いたのは11時頃。ご飯も食べずに昼寝。14時頃に起きて、ご飯を食べ、入院の支度をした。パジャマは1日50円で貸してもらうことにしたが、おむつとか授乳時のタオルなどこまこましたものが必要で、特大園バッグに詰め込んだ。
そして16時に到着すると、なんだか元気な息子。聞くと、食事のカットは昼だけで、お茶をガブガブ飲むのだという。へ〜、家じゃ麦茶はあんまり飲まないのに。

旦那が病院についてしばらくして、瀬奈小児科医がやってきた。経過は順調だが、それでも経過観察の必要性に代わりはないとのこと。もちろん異存はない。夫婦でめっちゃ頭を下げた。

旦那によると、説明の時に瀬奈医師は『昨日の処置がうまくいって・・・』と言っていたらしい。つまり瀬奈先生にとって、今朝方の処置は『昨日』のことであると。救急小児科外来の担当として朝まで勤務して、少し仮眠して、夕方また勤務しているということなのだね。ひぃぃ先生休んでー!うちの子の処置をする前後だけは十分な休養と栄養をとってぇーー!!