意味などない、まして理想など

先週末に見た『虞美人』があまりに素晴らしかったので、今日も見に行くことにした。
思い立ったのは昨日なのに、なんとかチケットを手に入れることが出来た。そしてサバキもいっぱい出ていた。こんなに面白いのに。96期も出ていないのに。みんなもっと来るべきだったよ。

ストーリーはまあ、フィクションですな。宝塚らしい味付けがされたラブストーリー。宝塚の中でもちょっと甘めか。愛音さんが眉の太い漢らしい役だったのが斬新だった。花組は『ペ』以来見ていなかったからなぁ。未涼さんがクールな軍師の役で、「しかも覇王の軍勢が持ち直すのを待って差し上げるつもりらしい」と、大仰なしぐさで愛音さんに言いつけるのがマジでツボだった。いやぁ、すごく良かったよ。
我が贔屓にもこれをやってほしかった。もちろん相手役は月影さんでだ。