今も空気を読めない日記 <ichigomomo’s blog>

日々自分のことしか考えていない「イリキ ひじり」の日記です。

ひとのこころふるわせる

今日は旦那に娘と息子を預け、出産後初の宝塚観劇だ。東宝のほうだけど。
演目は『ロシアン・ブルー/RIO DE BRAVO』だ。
気がついたら『君を愛してる/ミロワール』以降の雪組を全部見ていることに。

だが今回は授乳期真っ最中だ。しかも完全母乳の離乳食開始前だ。きっと張るぞ。というわけで、2枚の熱さまシートで乳を覆い(えぇえぇ、熱さまシート2枚で覆える程度の乳ですよーだ)、きつめの下着で血行を悪くして出かけた。
そしたら、『ロシアン・ブルー』が終わる前から既に血行不良が原因の頭痛が来た。これは逆境だ!

しかしお芝居はすごく良かった。
いやこれはコメディだし、どうしても名作とかいう感じとは違うわな。でも、今時やらない仕草がこれでもかと盛り込まれた今更流行らないストーリーは生活感から解き放たれた面白さがあった。面白いのはいいやね。「魔法の呪文」が「マイカゼリラリラシラハネユリユリ」だったというのが唐突すぎて???だったのだが、なんと舞風さんと白羽さんが観劇にいらしていたためのアドリブだったとのこと。そうだったのか!水さん素晴らしい。
私はここに至ってもまだ劇場へ足を運ぶたびに新しい人を好きになって帰るのだが、今回は、汝鳥さんが好きになった。
回数的には轟さんぐらい頻繁に出演作を劇場で見ていたのに、気がつかなかったのである。だってだって、汝鳥さんたら『CAN-CAN』のときとも『黎明の風』の時とも違うんだもの。CAN-CAN(←水さんも出演しておられたことを知ったのはつい最近)は物語としては軽いタッチのラブコメだけど汝鳥サイバンチョは真面目キャラだったし、黎明では吉田茂の役だった。でも今回は歌の場面もある上に、イイ感じに楽しいスターリン、のそっくりさんを演じておられるのだ。すげぇぇよ。なんでもいけるんだよ。そしてショーもいいんだぞ。「おぉっ」ってなったもん。

頭痛薬を持ってくるのを忘れたことを激しく後悔しつつ、公演記念メニューのゼリーを幕間に急いで食べつつ、「メンバーが渋すぎる」と大評判のNOW ON STAGEの録画の件を頭にたたき込んだ。

そして思ったのだが、雪組は最低2回見ないと満足できないよね。だからまた行くもん。合計6時間ぐらい外出していた割には張りが少なかったし。ただ、次回は下着は普通ので行こうと思う。