今も空気を読めない日記 <ichigomomo’s blog>

日々自分のことしか考えていない「イリキ ひじり」の日記です。

春の夜

保育園の先生には鼓膜切開をしたことを伝えたが、幸い登園中の耳だれなどは無かったらしい。それどころかものすごい上機嫌だったらしい。切開したせいなのか?
今日は経過を見るためにまた耳鼻科へ行く。
娘は注射の痛みを感じない体質のためか、病院に対する恐怖感がまるでない。なので今までは本当に助かっていたのだが、さすがに昨日という昨日は人生の辛さを知ったのではないだろうか。だからといって、大恩ある先生に対し蛇蝎を見る目つきなどされたら私の立場がない。ベビーカーを押す私の足取りは徐々に重くなった。

と思ったら、
娘「まいおのまいおのおねこさんーーー!!」
むしろ医院のドアをくぐった途端に歌い始める娘。
もともと子供の比率が高く、常に喧噪に包まれた状態の待合室で本当に良かった。
その後も娘は先生と対面するまで(したあとも)歌い続けた。上機嫌でいてくれたおかげで診察はスムーズだったけどね。
ついには先生まで笑い出した。先生、昨日は迷惑掛けたけど、今日は
「私の懸命な治療が少女に再び笑みをもたらした」
とか、思っておられるかしら。いちいちそんなこと考えやしないですね。でももし思っていたら、それはマジその通りなので、今後ともよろしくお願いします。


あ、鼓膜の方は大丈夫だった。穴は残っているし、左の方はカサブタがついていたけど、それは自然に取れるものだそうだ。
薬はまだ必要だけれど、耳の水が無くなったので、それも先の見えた話だろう。医療ってすげえな。