今も空気を読めない日記 <ichigomomo’s blog>

日々自分のことしか考えていない「イリキ ひじり」の日記です。

春のアレ

未来さんのコンサートは夜からなので、それまで何をしようかいろいろ考えたが、ここはやはり、ということで宝塚大劇場花組公演『太王四神記』(通称「ペ」)を見に行くことにした。
話に聞いていた通り、大劇場は席にゆとりがあった。平日の昼ということもあってか、午後にのこのこと窓口へ行った私にもリーズナボーで見やすそうな位置の席がやすやすと確保できた。い、いいのかなぁ。大劇千秋楽も近いのに。いいんでしょうね。
ヅカファンにとって宝塚大劇場はまさしく『聖地』である。少し(?)交通の便が悪いけど、駅にはショッピングセンターがあるし、大劇場にはベルばらショップがある。発売されたばかりのメモ帳とチケット用クリアファイルを購入。轟さんのメモ帳の山がもっとも凹んでいるのを確認し、ほっとその場を後にした。まあ当然だな。
食堂も安いのからそこそこのものまであるし、何より休憩スペースがたくさんあって妊娠中の身でも全く苦にならない。私はチケットを買った後、いくつかあるおみやげ屋さんを順繰りに巡って、開場前にコーヒーゼリー入りのカフェオレ(上に乗っていたソフトクリームも甘くて美味しい)を飲んだ。楽しい。

この公演に関して、インターネッツでは心ない書き込みが多いが、「そこまでひどくない」と擁護する声もある。私も同意見だ。確かに内容的には、自分を慕う女からもらった物を他の女にやったり(そんなの後々トラブるに決まってんじゃん)、赤ん坊を谷底にポイしたり、逃避行の道すがら中出し(劇中ではもう少しええように言ってるが、やってることはどう見てもただの中出しです。本当にありがとうございました。)したりと最近の物語にはあまり見られない話の展開があってドキドキすることもあるが、本筋としては「天に選ばれしイケメンと実績のあるイケメンの両方から求愛される」という小学5年ぐらいの女子が最もあこがれるシチュエーションで久々に夢を見ることができた。真飛さんはあいかわらず優しくていい男だな。私はちょっぴり強引な大空さん派だけど。僅差で。桜乃さんがうらやましいよホント。

今回は1本物なので、ショーが短かったけど、私にはちょうど良いボリュームであった。魚の鱗みたいな衣装がめちゃめちゃ格好良くて、群舞も素晴らしかった。そして、知らん人が見たら「花組はWトップ制を取っている」と聞いてもすんなり信じそうな構成だったため、僅差で大空さん派の私はとても嬉しかった。やばいよー、東京でも花組に通っちゃうかも!!!