今も空気を読めない日記 <ichigomomo’s blog>

日々自分のことしか考えていない「イリキ ひじり」の日記です。

シベリアの詐欺師

今日は保育園の関係で署名を集めることになったよ。街頭で。
働かなきゃいけないから娘を預けてまで働いているのに、やっと取れた休みはこうして保育園にかり出されるわけだよ。筋的におかしいと思うけれど、語彙が少ないのでうまく説明できない。毎日残業で疲れ切った旦那を家に残し、いそいそと出かけた。もう寒いのに。おうおう1つ間違えたら途端に流産するやんけ。しかし拒否できるはずがない。
内容は『保育園を増やしてもらいましょう』ということで、まあホンネのホンネは「私もう保育園に入っちゃったシィー」なんだが、実際の世の中はそういうものではない。子を持つ親として、市内の育児環境全体が良くなっていくように働きかけることが必要だ。そしてそれは巡り巡って娘のためになるに違いない。

なんですが。
集合場所で手渡されたビラがいきなり
真に子供のためになる行政を!!
企業はお金儲けのことばかり考えないで!!
と、全く無意味なアカさを放っていてどん引きした。そんな私の気持ちをよそに1時間ぐらいの間、2人1組で方々に散り署名を集めることになったのだが、こういう時世間の風は冷たいですね。分かっていたことだけど誰も足なんか止めてくれないのさ〜。

それにしても、こういう主張ってどうしてこうなんでしょうね。保育所を増やしてほしいなら、増やして下さいと普通に丁寧にお願いをすればいいのにのっけからこの逆上。そっと周りを見回すと、斜め前の奥様がにが虫を噛んだような顔をしていた。私自身もああいう顔をしているんだろうか。しているんだろうな。誰が主宰なのか知らんけど本当にこれで政権を取れると思っているのかしらん?だとしたら私だけは断言する、根底から大失敗していると。しかしリーダーはかなりやる気だ。アカのアカによるアカのための生活をアカから直接こってりと教育されたんだろうなぁ。思想自体の是非はともかく、やり方をかなり間違えているのでいたたまれなかった。

結局、私の場合は、一緒にいて下さった奥様がいい人を見つけて丁寧にお話しして下さったことで、なんとかそれらしい数の署名を集めることができた。終わった後、心の底からほっとした。必要な主張であることはわかる。でも今後は、別の形で協力したいな。