今も空気を読めない日記 <ichigomomo’s blog>

日々自分のことしか考えていない「イリキ ひじり」の日記です。

ツッコミが遅い

そもそも私と宝塚の出会いは、12年前までさかのぼる。

1996年のGW、宝塚大劇場で『CAN−CAN』を見たのが始まりだった。

『CAN−CAN』は素晴らしかった。久世星佳さんは男らしかったし、ラストでの風花舞さんのターンが凄かった。ショーも豪華で見応えがあり、その時はその時で宝塚が大好きになったのである。

なので実家近くの田舎に全国ツアーが来た時、ワクテカで見に行ったら、これがもう中学生に劣るとも勝らないしょぼさで、もうほとんどなーーーーんにも覚えていない。唯一記憶にあるのは、最後のパレードで階段(7段ぐらい)を降りたジェンヌさんが歩いて裏側に回り今一度階段を下りるさまが逐一見えていたことである。相当最悪な状況であったことがお分かりいただけるであろうか。今ではいくらかでも改善されていると思いたいが、思いたくてもキャパの小ささは如何ともし難く、あまり良い想像には至らない。かくして私の宝塚熱は完全に冷め切り、以後上京しさんざん有楽町に行っていながら宝塚1000days劇場には無印良品になった後にしか行ったことがない。