今も空気を読めない日記 <ichigomomo’s blog>

日々自分のことしか考えていない「イリキ ひじり」の日記です。

カップラーメンマン

昨日は大変だった。
まず、朝から37度台の熱。娘は普段赤ん坊にしては体温が低いので37.4℃でもなかなかの高体温である。なので、お出かけをせずに家で過ごすことにした。
しかしそこはうちの娘のこと、ただ単に『外出をしなかった』というだけで家の中では縦横無尽に動き回っていた。さらに最近手離し立っちの成功率が上がってきたためか用もないのに1日の6割は立っている。かくして熱はいっこうに下がらず、挙げ句の果てに鼻水まで出始めて目を離すたびに少女棋士コムギのようになり夜通し泣いて過ごすことになったのだった。泣きたいのはこっちだよ。

というわけで今日もまた行きつけの小児科へ向かった。今度は前回より濃ゆいシロップを一度にたくさん飲むように指示され、粉薬も処方された。
この粉薬「フロモックス」は苦いのだという。それを少しでも緩和するために甘みをつけてあるが、飲ませる際にぼやぼやしていると苦くなってくるのだそうだ。それで娘が『薬を飲むこと』そのものを嫌がるようになったら嫌だなぁ。
そんな私の心を見透かすかのようにレジの脇に「おくすりのめたね」が置いてあった。いやまてよ、今後の人生いくらでも苦い薬に出会うのに、しょっぱなからこんなゆとりなことをしていていいのだろうか。この子のためにならないんじゃないか。

でも買った。いま私がラクできればそれでいいんじゃい。
効果は絶大で、娘は何の疑問もなく苦薬を飲み込んだ。