今も空気を読めない日記 <ichigomomo’s blog>

日々自分のことしか考えていない「イリキ ひじり」の日記です。

それはすごく良いと思う

昨日の昼間、何気なく日本語の案内を読んでいた旦那が珍しく
「アーチェリーをやってみたい」
と自らの希望を口にしたので、すぐに『いや、でも予約を変更するの気が重いからなぁ…』と消極的に戻った旦那を奮い立たせて変更の手続きを促した。
というわけで今朝は9:30からアーチェリーである。早朝に目覚めたけどね。旦那は庭に出て「カノープスが見えるかも」と部屋に備え付けの双眼鏡を覗いていたので、私もベランダから空を見あげた。愛だとは呼べず、恋と決めず・・・は、見えない。昨日の宵の口に見えていたからね。(古いネタだ)
二人とも初体験であったが腕すじは雲泥の差で、旦那は真ん中にビシバシ当てたのに対し、私は届きもしなかった。ていうか、最初に借りた弓は弦が固くて頬の位置まで引くことができなかった。全然当たらずになんかイヤになってくる私のためにオサリバンがすかさず超デカい的を超近くにセットしてくれて、やっとまずまず当たるようになった。さすが先生、生徒が課題について行けずグレかかったところで別の話題を投入だ。成果が出たのは嬉しいがまるで大名家のダメ嫡男に対する家臣の心遣いのようで、もにょりとした気分である。一方旦那は「照準が若干狂っていた」と次の段階への意欲まで湧いてきた様子。こういった機会に、趣味の幅が広がればそれはもう、ただの物見遊山ではなくなるね。(注:この後いちどもやってません)

すべてを満喫し、オサリバンと握手を交わしていよいよアルマハをチェックアウトするときが来た。ありがとう人々、ありがとう動物、ありがとう自然。
昔からあるがままに保たれた、サラサラの砂に足をうずめたこの3日間。今度はそれとはうってかわり、現代人があらん限りの技術とうなる資金を以て造りし街へと移動する。旅行社からやってきたシボレーに乗り、舗装された新しい道路を常時160km以上で驀進した。旦那はここでもドライバーと世間話を心がけていた。

最終日は翌日2:50発のフライト予定だが、今回私たちが予約したこのツアーでは今日の22:50まで市内のホテルの一室を使わせてもらえることになっている。日本語のサイトでは情報が少なかったのでちょびっと書いておこう。「AL MUROOJ ROTANA」というところで、市街地にも近いホテルだった。出かけるときはホテルの車を呼んでもらえるし、帰りは流しのタクシーでも「アル ムルージュ ロタナまでお願い」と言えば二つ返事で連れて行ってもらえるメジャーどころである。5つ星。
部屋の準備の関係で到着後直ぐにチェックインというわけにはいかなかったが、荷物をロビーに預けてデイラシティセンターへ出かけた。預けるとき、少し混雑していて時間がかかったのだが、どこからともなく日本語のできるインド系のボーイがあらわれて、手続きに走ったり世間話に付き合ったりしてくれた。彼は愛知に住んでいたことがあるらしい。

デイラシティセンターにはマクドナルドがあったので、すかさずマックアラビアを注文。想像通りの味。
そのうえ日本では2〜3時間待たないと入れない店を見つけたので、ついに食べました。熱くて柔らかくてんまかった。しかし2時間は待たねぇよ。パンチ浜崎氏は待ったらしいが、私はイヤだ。
でもデイラシティセンター自体はすんごくジモティーなショッピングセンターで、ラゾーナ川崎や錦糸町オリナスのようだった。便利だしいろいろあって楽しいけど、アラモアナセンターのようなブランドショッピングを楽しみたい場合はモール・オブ・ジ・エミレーツに行った方がいいわな。我々も一旦ホテルに戻って再度そっちに行き直し、大急ぎで身内への土産を買った。