今も空気を読めない日記 <ichigomomo’s blog>

日々自分のことしか考えていない「イリキ ひじり」の日記です。

耳かきしながら転んで

せっかくリゾートに来たので是非スパに行きたい。しかし生理でボデーは無理というか、イヤというか…なので、フェイシャルで『アルマハ』の名を冠した60分コースを予約した。当日の朝だったので18:00はだめだったけど、14:00ならOKだったよ。
このフェイシャルが、膝下・肘から下・顔から鎖骨辺りまでのオイルマッサージも含めた実に気持ちのいいもので、気が付いたら眠っていた。台湾のエステのようにスチームやらサウナやらの機械をふんだんに使うものではなくて、いやあれはあれで良かったんだけど、ここではアジア系のお姉さんが良い香りのするクリームを使いその腕一本で顔を磨き上げてくれた。施術の前後はハーブティーと水菓子でもてなされ、終わった後も長いすで2〜3時間はくつろいでいたい心地よさだった。しかし15:30からサファリドライブが控えているのであわただしくスパ棟を後にした。

サファリドライブは、広大なアルマハの敷地を自動車(ランドクルーザー)でゆるゆると進み、出会う動物や植物などについてインストラクターの説明を受けるというものである。
ところで、ドバイの地に降り立った直後は『たまたまそういう人に当たったのか』と思っていたのだが、ここに来てようやく気付いたのは「ドバイのスタッフはは全員英語が達者である」ということ。英語可ではなく英語が達者なのだ。
私の英語能力はマジで自慢にならないが、ちょっと自慢できるのは、海外旅行においては英語で困ったことがないことだ。
パリの百貨店でスカーフをギフト用にラッピングしてもらったり、ウィーンのショップで服を試着したり、チューリッヒのレストランで飲みきれなかった水を持ち帰ったり、概ね自分の望み通りのことができていた。なのにここではもともと観光客向けに親切な言い回しをされているであろうスタッフの説明が以前の3分の1も理解できない。インストラクターのオサリバンは親切で丁寧なガイドを心がけてくれているのだが、話す英語は完全にネイティブのようだった。英検3級の試験でも基礎英語3でも聞いたことのないような超高速イングリッシュが繰り出され、私の耳には最後の名詞しか残らない。
で、当初は「俺の大学は入試でヒアリングがあったから」と胸を張っていた旦那も実際に来てみるとそれほど解っていない様子で黙り気味だったのだが、滞在3日目となる今日は向上心が芽生え始めたらしく、砂漠の気候や動物たちの生態について積極的に質問していた。ちょっと偉いなと思った。
内容は、ネタばらしになるので黙っておこう。現地に行った皆さんが、ご自分でインストラクターのデザーモ(推定)やファロン(適当)に訪ねて下さい。もちろん英語でだ。