どう考えても前髪が変

ザ・リッツ・カールトンは、建設中の高層ビルが建ち並ぶドバイの中でたったの５階建ての、ちょっと周りと違う雰囲気のホテルである。
しかし部屋は広く、天井が高く、素晴らしい。なんと庭がある。さっそく椅子に腰掛けて母に電話をした。この椅子も、日本の安いオープンカフェにありがちなペラペラの針金製と違って、クッション付き。長時間外を眺めるのにも問題のないものである。
アメニティも充実している。シャンプーやリンス等はブルガリだし、歯ブラシもあった。慌てて羽田で買うんじゃなかった。DSを充電しつつ今夜の食事プランについて考える。１日目とはいえ再度出かける気にならなかったので、ホテル内のアラビアンレストランに予約を入れた。屋外で、ベドウィン風の低い椅子での食事。ビュッフェスタイルなのでのろのろ食べていたら、ベリーダンスのお姉さんが来て中ボス戦闘風の音楽とともに踊り始めた。激しく移動しながらのダンスだが、客の居るテーブルでは止まって胸騒ぎの腰つきを披露してくれる。技術的な善し悪しはわからなかったが、良いと思いながら見た。終わったと思ったら、今度は第二形態風の音楽とともにステッキを使ったダンスに変わった。これもまた良かった。

あ、料理も美味しかったです。アラビアンだけど、口に合ったよ。牛肉だけは日本のもののほうが私の好みかも。でも、美味かった。