今も空気を読めない日記 <ichigomomo’s blog>

日々自分のことしか考えていない「イリキ ひじり」の日記です。

今だけメールしてていいよ

ドバイ現地時間で本日未明に到着。機内で100ml以上搾ったにもかかわらず乳が張っている。そして生理痛もひどい。まあ、後者は授乳の心配がないのでいくらでも痛み止めを飲めるわけである。イブクイックはよく効くので助かる。

空港に降り立ち、手荷物検査を経て広いロビーへ出ると、既にそこは一大ショッピングセンターだった。ワサワサと動く多様な人種。カートを紐でくくって運ぶバギー。アラビア文字の案内板。入国審査すら経ていない段階で、あまりの『中東らしさ』に我々は言葉を失った。が感動する暇は今は無い。事前に送付された旅のしおりセットに従い、集合場所を探した。

しかし行けども行けども入国審査の場所が見つからず、なんとこのショッピングゾーンで1時間!迷ってしまった。早歩きでウロウロしまくったせいで血行が良くなったのか、乳の張りも物凄くて耐えきれずにトイレへ駆け込んだ。すっかり旅の友と化したピジョンベビーリズムでかしょかしょ搾っている間も旦那はウロウロと周辺を探っていたのだが、それらしい案内表示すらないとのこと。後で発覚することだが、この国には案内表示板が充実していない。日本であればエスカレーター・エレベーターの降り口には先ず地図、テナントの一覧、そのフロアでの主な取扱商品が掲示されていて、ときには『ここから●●へは行けません』てなことまで書いてあるのだが、こういった世話を焼いてくれるのは日本ぐらいらしいのだ。

結局、いろんな人に聞いたりした結果、我々は初手で「Departure」すなわちドバイから別の国へ乗り継ぐためのトランジットゲートへ進んでしまったことが判明し、元来た道を戻った。よくよく考えれば、今から入国審査をされるのにその直前で手荷物だけX線にかけられるのはおかしい。係員に事情を話して検査場を逆流し、「Arrival」へとたどり着いた。ここで間違えさえしなければ入国審査場まではほぼ一直線の道のりであった。

で、入国審査がまた早朝というのに見たこともないような大行列だった。
大行列でもスルスル進んでくれるならいいんだが、20窓口×50人ぐらいが飴で固めたように進まない。旦那はブチギレを必死で押さえている様子。全ての窓口でマサオのごときやっかいさんを扱っているとかそういうことではなく、ナチュラルに審査官の作業が遅いのだ。インシャアッラーなのだ。

すっかり疲れ果てて待ち合わせ場所に到着すると、他の旅行者の皆さんが待っていた。遅れてすみませんでした。