今も空気を読めない日記 <ichigomomo’s blog>

日々自分のことしか考えていない「イリキ ひじり」の日記です。

FOMA STICK

帝王切開帝王切開、会陰は切らない、となかばルンルン気分で入院手続きをした。
私の気持ちを読み取り会陰を切らずに済むよう育ってくれたわが子、なんと親孝行。
仮にも手術であるため、それまで入っていた人を叩き出してまで私のために個室が用意された。しかも大部屋と違い電動ベッドも標準装備で至れり尽くせりである。会陰も切らないのに悪いなぁ。

通りいっぺんの検査を経て、主治医のゴルゴ先生から手術の説明があった。
PowerPointのファイルをそのまま印刷したようなその資料には生々しい手術痕の写真などもあったが、「生え際の近くを横に切るのであまり目立たない」とのことで一安心である。娘がちょっと育ったら親に預け、リゾートに行ってビキニを着よう。私の心は躍った。



ところで全くの余談だが、この病院ではゴルゴ先生も他の先生も、外来だの回診だの手術だの夜間当直だのでほぼ毎日出勤している様子。なので私は、切迫早産のころから常々「先生方は毎日毎日よそのかーちゃんの世話ばかり焼いて、ご自分のことはどうなっているのか」という疑問を持っていた。
だが今日の説明の合間に、ゴルゴ先生には奥様もお子様もいらっしゃることが判明。ご自分の遺伝子もしっかり後世に伝えておられるとのことで、私はほっと一安心であった。

大きなお世話だけれども。